■KV値に付いて(飛行機編)
ブラシレスモーターの規格にKV値と言うのがあります
これは電圧1V当たりの回転数を指します
例えば
KV=1000のモーターに 4セルリポ を使った場合 1000 x 14.8=14800rpm
KV=2000のモーターに 2セルリポ を使った場合 2000 x 7.4=14800rpm と言う事になり
同じ回転になります
(これはプロペラの抵抗を考え無い場合の回転で実際にはプロペラの抵抗があるのでもっと低い回転になります)
と言う事は KV=1000に4セルの場合とKV=2000に2セルリポの場合
同じサイズのモーターならば同じプロペラが使えると言う事です
別の言い方をすれば セル数を上げると回転型のモーターになり
セル数を下げるとトルク型のモーターになると言う事です
そこで注意ですが
「セル数を上げてパワーが上がるから 大きなプロペラが回せる」と考えるのは間違いです
セル数を上げた場合確かにパワーアップはしますが回転数が上がってしまうので
上がった回転でも同じ負荷にするためにはペラを小さくする必要があります。
これはモーター、アンプ、バッテリー 全てに負荷の限界があるからです
MAX ○A とか表示があるのが それです
セル数を増やした場合や KV値の大きいモーターに載せ替えした場合
飛行機ではプロペラは小さくすべきです
自動車では ピニオンギアーを小さくすべきです |