■カー用ジャイロについて
近年カーモデルにもジャイロを搭載する事が多くなって来ました
これは操作の難しい2WD車や 滑り良い路面
またはオーバーパワーのマシンの操作の場合
非常に効果的に 操作をし易くしてくれる装置です
特にRWDドリフトカーにおいては必須アイテムとなります
またサーボは必ずデジタルサーボをお使いください
そこで 幾つか発売中のジャイロの比較を紹介いたします
|
ヨコモ YG-302V2
安価な入門用ジャイロ
動作リミッター機能はありません
アナログサーボ使用可能
2chプロポ使用可 |
|
ヨコモ DPP-302V4B
ドリフトカー専用
4モードから選択するセットアップモード
エンドポイント機能
2chプロポ使用可 |
|
フタバ GYD550
ドリフトカー専用
3ch以上の送受信機専用
ワイヤレスでセッティング出来る
AVCSモード搭載
左右エンドポイント調整など多彩なセッティッグ可能
S.BUSサーボのワイヤレス設定対応
SRモード、ノーマルモード対応、URモード非対応
|
|
フタバ GYD470
ドリフトカー専用
AVCSモード搭載
エンドポイント機能
2chプロポ使用可
S.BUSサーボのワイヤレス設定対応
SRモード、ノーマルモード対応、URモード非対応
|
|
フタバ GYC470
レースカー向きジャイロ、F-1や2WDバギーにお勧め
AVCSモード搭載
エンドポイント機能
2chプロポ使用可
S.BUSサーボのワイヤレス設定対応
SRモード対応ですがノーマルモードでも使用可能
|
|
Reve D RG-RVXA
ドリフトカー専用
ジャイロカーブ機能:6段階設定
エンドポイント機能
3ch以上の送受信機専用
|
1,適合するプロポ
2ch送信機で使用出来る物と出来ない物がああるので注意
送信機のハイレスポンスモードはサーボとジャイロの両方が対応していないと使えません
2,ジャイロの動作について
ノーマルモードではカウンターステアを切り その後元に戻る動作
AVSモードとは切ったカウンターステアがマシンの方向が元に戻るまで切り続ける動作
3,感度について
感度が低いとジャイロが無いような状態になり
感度が高すぎるとハンチング(サーボが細かくケイレンするような動作)を起こします
ハンチングを起こさない位置まで感度を下げてください
4,動作範囲のリミットについて
例えばステアリングを右に一杯に切っている時に路面の影響などによりマシンが左に振れた場合
もうこれ以上切れないステアリングをさらにジャイロがサーボを右に動かそうとします
その時にサーボに大きな負担が掛かり 破損する場合があり
これを防ぐために動作幅の制限をする訳です
しかし通常のステアリングの動作幅を少なめに設定する事でこの機能は無くても走行出来ます
5,サーボについて
必ずデジタルサーボをお使いください
6,受信機との相性について
フタバのプロポ10PXにあるSRモードでは 指定のジャイロ以外は使えません
試しに他社のジャイロを繋いでみましたがサーボが全く動きません
サーボだけがSR対応のフタバ製の物でも動作しません
■注意
ジャイロを搭載すると サーボをジャイロが動かすために
停止中のマシンのステアリング操作をすると 変な動きをしますがそれで問題ありません
ジャイロはその性格上 搭載の方向が決まっています
必ず説明書の通りに搭載してください
また振動の影響を受けますので 専用の両面テープを使い搭載してください
AVSモードの場合にはトリムは操作をしない事